住宅のお庭まわりの雑草対策ジオベスト

 大変お世話になっております。

 先月、住宅まわりの外構工事のご依頼があり、外構まわりを確認させていただいたところ、山砂が敷きならしてある状態でした。

 現状をふまえ、雨水排水、雑草への対処、仕上げ材料による照り返し、施工性などの諸条件を考慮したところ、一般的な仕上げのコンクリートか、現地土(山砂)を利用した土舗装(ジオベスト)での仕上げかの二択で検討し、施主様から土舗装での施工を選択いただきました。

 土舗装、コンクリートともそれぞれ【メリット】【デメリット】はありますが、今回の場合、

 コンクリートで仕上げをすると、降雨後の表面排水が流れ出る場所がないため、一気に水が敷地外にあふれること。(そのため、別工事で排水処理が必要)お庭が無機質で固い印象となること。また、夏場は日光の照り返しがあり熱く、冬場は雪で滑る心配がある。施工に手間がかかる(山砂を掘って処分し、下地を作り、一輪車とポンプ車を併用して施工)ことが、考えられました。

 一方、土舗装だと、雨水はよほどの豪雨以外は地面に浸透。見た目も質感も山砂を固めた状態なので、照り返しや滑って転ぶ心配もないです。また、現地土との混合作業となるため、材料の搬出手間がかからず、施工も短期間となり、今回の場合、コンクリート仕上げよりもコストを抑えることができました。

ジオベスト舗装(施工前)
ジオベスト工事(施工後)
施工前
施工後

 コンクリートや土舗装、ほかの仕上げ材もそうですが、どれも見た目や質感、必要な機能に人それぞれ好みがあるので、一様にどちらがおすすめということもありませんが、

 環境にやさしい土舗装。ぜひ検討材料の一つとして加えてみませんか?

 

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